NIGEL CABOURN ( ナイジェル・ケーボン ) - フレンチワークジャケット - ヘンプ / FRENCH WORK JACKET - HEMP 80490030001 [NIGEL CABOURN ( ナイジェル・ケーボン ) - 80490030001 121-チャコールグレー  ]

NIGEL CABOURN ( ナイジェル・ケーボン ) - フレンチワークジャケット - ヘンプ / FRENCH WORK JACKET - HEMP 80490030001 [NIGEL CABOURN ( ナイジェル・ケーボン ) - 80490030001 121-チャコールグレー  ]

販売価格: 60,000(税別)

(税込: 66,000)

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商品詳細

NIGEL CABOURN ( ナイジェル・ケーボン ) より フレンチワークジャケット - ヘンプ / FRENCH WORK JACKET - HEMP 80490030001 の入荷です。

フレンチワークというカテゴリーで、ブラックモールスキンやインディゴリネンと並び、業界内外で高い支持を得ている"ブラックシャンブレー"。
作り手からは『撚杢(よりもく)』とも呼ばれています。

まず杢(もく)とは、"濃い色と薄い色が混ざり合った木目のような生地"を指す言葉になります。
某ブランドのリバースウィーブも杢生地を採用していますよね。スウェットの場合は、綿(わた)の段階で異なる色の綿をブレンドして仕上げています。

対して、ブラックシャンブレーは"撚杢"。
その名の通り、黒い糸と白い糸をツイスタードーナッツのように撚糸させたものになります。
本製品はこれを経糸(たていと)として扱います。

そして、ユーロヴィンテージのブラックシャンブレーは総じて緯糸(よこいと)が黒糸になります。
このブレンドこそが評価の高いブラックシャンブレーの絶対条件なのです。

上記の撚杢のみでも、ブラックシャンブレーと呼べる生地に仕上がるのですが、Nigel Cabournでは下記のような特別な工程を2つ踏んでいます。

(1)白糸をオリーブカーキに変更

ヴィンテージに習うのであれば、経糸を黒糸と白糸を撚糸させますが、本製品は黒糸と"オリーブカーキ"の糸を撚糸させています。

これは、インスピレーションを受けたブラックシャンブレーの個体が、日焼け等の経年変化の影響を受けて白糸が変色していたため。
そのため、皆様がご想像されるブラックシャンブレーとは、若干異なる表情をしているんですね。

この色糸の変更は生地の表情に大きく影響し、原型から逸脱してしまう可能性が高いのですが、本ファブリックの場合は見事に成功。
アイテムの型とも非常にマッチしています。

(2)緯糸への拘り

当時のブラックシャンブレーを解析したところ、緯糸は太い箇所や細い箇所が混在した不均一な糸でありました。

これは、当時の未発達な紡績技術により仕上がったナチュラルなもの。
この緯糸のムラこそが、杢のザラツキや立体感に大きく影響するのです。

本製品の場合は緯糸を"ヘンプ"に置き換えています。
そもそもヘンプが短繊維で繊維ムラの激しい原料であるため、ブラックシャンブレーの緯糸に適していたのでしょう。

しかし、ヘンプは繊維が固く高密度に織り上げるにはかなりのテクニックが必要となります。
コットンのように伸度がないため、前途した撚杢などのテクニックを反映させながら織り上げるの至難の業。この生地設計で織ることのできたのは、数ある取引先の中で1件だけであったそうです。

織機を生地に合わせて調整、改造できるレベルの職人を要するため、国外の工場では恐らく生産することが出来ないファブリックとのことです。

またジャケットのボタンに関しても、かなり特別な仕様となっております。

フランス最古の某百貨店が、当時の消防士に支給していたユニフォームの金ボタンを元ネタとしています。

消防士が使うホースがクロスマークとなっており、炎を鎮火させてようなイメージデザインが施されています。これが唯一無二の存在感を放っています。



サイズ 肩幅 身幅 着丈 袖丈
48(M) 50.0 63.5 75.0 63.0
50(L) 51.5 66.5 76.5 64.5(cm)

素材:植物繊維(ヘンプ)90% コットン10%

品番 80490030001

生産国:日本


FAITH本店